症例紹介
1年間経管栄養から3食自力経口摂取へ
一年間食べられなかった方へのアプローチ
症例紹介
当院で実際にあった症例をご紹介しながら、口から食べられるようになるプロセスを追っていきます。
1年間、食べられなかった方へのアプローチ
入院前
90歳代 男性
- 20年前に脳梗塞発症、構音障害残る
- 嚥下性肺炎発症、A病院へ入院。経鼻経管栄養開始。
- B病院へ転院。
- 日常生活状況:ほぼ寝たきり
0日目入院
アセスメント期
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多職種アプローチのため
KTバランスチャートで包括的評価 -
食べられるかどうかではなく
VF検査でどうすれば食べられるかを探る重力位30度での送り込み補助と頸部前屈位の保持により経口摂取可能!
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嚥下性肺炎の発症前はどうだった?
発症前は普通食を自力摂取していた!
9日目こうすれば「口から食べられる!」
ステップアップ期
22日目自分で口から食べられるように!
トレーニング期
6ヶ月目退院 施設へ!
- 補食なしで1700kcalを摂取。
- 表情良く、笑顔で退院される。
- 日常生活状況: 車椅子で過ごされる
「クチタベ入院」ご相談ください。
経管栄養(胃ろうや経鼻栄養)から
経口摂取への移行や改善を目的としたご入院をお受けしています。
地域連携室までご相談ください。
096-378-1120