リンパ浮腫治療について

リンパ浮腫とは

リンパ浮腫とは、リンパ節・リンパ管に何らかの異常が発生した時に生じます。手術や放射線治療法を行ったあと、数日から数年かけて下半身や腕にむくみが生じることがあります。

対象

リンパ浮腫は、婦人科外科、泌尿器科で手術もしくは放射線治療を受けてリンパ浮腫を発症した方が対象となり、「リンパ浮腫」という診断名が必要です。主治医にご相談ください。

当院での取り組み

当院で治療を希望される方は、入院で対応させていただきます。治療法は、複合的治療が中心となります。リンパドレナージ・圧迫療法は、専門的介入が必要とされる領域です。リンパ浮腫療法士と理学療法士、作業療法士が一緒にケアを行います。退院後はご自身で継続したケアが必要となりますので、その方法をお伝えします。また、退院後は外来でフォローいたします。

よくあるご質問

治療にかかる日数は?
状態により入院日数は異なりますが、数日から数週間の治療を行います。
費用は?
入院費に加え、圧迫用品等の費用が別途必要となります。
退院後の弾性着衣について
医師の指示書が必要となりますので、ご相談ください。
リンパ浮腫の合併症の治療はできますか?
主な合併症として蜂窩織炎がありますが、当院にて入院治療ができます。

リンパ浮腫の専門知識を持ったスタッフがケアを行います。

担当医師 前田 達観たつみ
がんのリハビリテーション研修修了/リンパ浮腫研修 E-LEARN 修了
担当医師 堀 寛子
がんのリハビリテーション研修修了/リンパ浮腫研修 E-LEARN 修了
担当看護師 木山 千恵
特定非営利活動法人 日本医療リンパドレナージ協会 医療リンパドレナージセラピスト/
一般社団法人 日本リンパ浮腫治療学会認定リンパ浮腫療法士
担当作業療法士 松元 智美
一般社団法人 日本浮腫緩和療法協会 リンパ浮腫療法士/リンパ浮腫研修 E-LEARN 修了