自分らしく活躍できる
資格を取ってステップアップ
桜十字では介護の資格取得を全面サポート!桜十字での講座や費用の補助が受けられます。
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STEP1介護職員初任者研修
介護職の入門資格。介護の仕事を始めるにあたり、知っておきたい基礎知識を座学と実践で学びます。
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STEP2介護職員実務者研修
初任者研修の上位資格。より質の高い介護の知識と技術を学びます。この研修を修了することが介護福祉士試験受験のための要件となります。また、この資格により「サービス提供責任者」を務めることができます。
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STEP3介護福祉士
介護業界唯一の国家資格。桜十字では、介護の質向上を目的として、介護福祉士の取得を奨励、実務者研修や筆記試験対策講座等でサポートしています。
現場で活躍する
患者さま・お客さまと直接接する現場の仕事で学び、深めながら、自分らしさを活かして活躍するスタッフがたくさんいます。
新人スタッフの働き方
患者さまにとって、
いちばん頼みやすい人に
なりたい!
桜十字病院
ケアワーカー井村 竜太朗
未経験から介護職に就いた井村さんに、1~2年目を振り返ってもらいました。
病棟に配属されて、1年目は右も左もわからず、業務に慣れることで精一杯でした。入院治療中の患者さまへの介護ということで、気を付けることがたくさんあって、病院の介護をしているんだな、と感じました。2年目になると周りが見えるようになり、患者さまの気持ちになって考えることができるようになりました。
現場で学んだこと
どう接すれば良いかわからない患者さまがいらっしゃったんですが、信頼していただけるよう心を込めて接しているうちに、心を開いてくださったという経験がいくつか重なりました。そこで、介護技術はもちろん大事ですが、表情や話し方に思いやりを込めることがとても大切だということに気が付いたんです。それからは、誰からも頼ってもらえる介護士になりたいという意識を持って業務を行うようになりました。
介護職のやりがい
全くの他人であるはずの自分が、密接に患者さまの生活に関わることができるのが介護職ならではと思います。患者さまによって背景もこだわりも違うので、その方の個性に合った介護を提供できるようにしたいです。「あなたには何でも頼みやすい」と言ってもらえるのが何より嬉しいですね。
桜十字について
研修や業務だけに留まらず、個人的なことも含めて、いろんな経験をさせてもらっています。同じ職場の中で違う職種の仕事をしたり、新卒メンバーが集まって患者さまの前で踊りを披露したり、火の国祭りに出たり、新年度会の締めの挨拶に指名してもらったり…。貴重な経験です。また、今年から専門医療チームの介護の勉強会に参加させてもらっています。看護の知識をもとにした内容も学べるので、視野が広がりました。
これからの目標
患者さまの個別性に沿ったケアを行い、誰からも必要とされるケアワーカーになりたいです。
中堅スタッフの活躍
ホスピタルメントの
人気イベント企画者として
活躍中
ホスピタルメント
ヘルパー中村 理恵
老人ホームの介護職とは
老人ホームはお客さまにとっての「家」であり、「生活の場」です。介護のプロという私たちがご家族に代わってお客さまの身の回りのお手伝いをしていると思っています。しかし私たちは、ご家族と違って限られた時間でしかお客さまのそばにいることができないので、必ず「見るべきことを見る」ようにしています。
例えば「掃除」で伺った際にも見るべきことはあって、室温やエアコンの設定を確認したり、冷蔵庫に賞味期限が切れた物がないか、お部屋の中に転倒や体調不良につながる状況がないかを確認して、常に安心・安全に過ごしていただけるようにするのが私たちの役割だと思っています。
アクティビティについて
老人ホームではアクティビティも大切な要素の一つです。ホスピタルメントではレクリエーション、イベント、「ピタン」という3つのアクティビティを主に行っています。
「ピタン」はホスピタルメントの独自通貨「ピタン」を使用したアクティビティで、「貯める場」と「使う場」の2つに分かれています。私が主に担当している「使う場」では、「昔していたことをしていただく」ようにしています。お客さまが若い頃に楽しんでいたことを、雰囲気ごと楽しんでいただこうというものです。懐かしく楽しい記憶は、お客さまを若返らせてくれます。
そのイベントのひとつが映画上映です。なるべく映画館のような体験を楽しんでいただきたいと、ポップコーンやドリンクを買える前売り券制にしました。前売り券を買われたほぼ100%のお客さまが参加されていて、当日飛び入り参加のお客さまも加わって、毎回とても賑やかな会になっています。
イベント成功のコツ
お客さまに喜んでいただけることは続けていきたいので、お客さまに楽しんでいただくことはもちろんですが、スタッフの負担や効率も考えます。イベントの告知方法やタイミングを工夫することで、前売り券を買ったお客さまがスタッフからの声掛けなしで当日イベント会場へ来てくださった例もあります。
また、ワクワク感につながる雰囲気づくりも大切だと思うので、当日はスタッフもいつもの制服にネクタイを締めたり等、少し違う装いをします。スタッフも楽しいですし、お客さまも「今日は何があるの?」と意識を向けてくださいます。
そして、「また来たい」と思っていただけるよう、さりげないコミュニケーションの中から率直な感想やご要望を引き出すように心がけています。やはりお客さまに喜んでいただけると、何よりうれしいですね。
ベテランスタッフの活躍
安全を守り、
患者さまと
医療スタッフをつなぐ
桜十字病院
介護福祉士平江 隆豊
病院の介護職とは
介護の基本である排泄・食事・入浴に加え、ベッドから車いすへの移動や、療養環境の整備、安全の確保等、日々密接に患者さまに関わります。中でも介護職ならではだと思うのは、患者さまと関わる度合いです。例えば環境整備では、室温の調節からナースコールやリモコンの位置、寝具の皺のひとつに至るまでを細かく行いますが、これらは患者さまのコンディションと安心感、安全、快適につながります。
オムツ交換や入浴などは、普段見られない全身を見る機会です。その際、皮膚の状態はどうか、内出血はないか、浮腫んでいないか等、異変を見逃さないように観察します。他にも、顔色や話し方、食事の動作、歩行、ベッドから車いすに移る動作など、さまざまな場面で患者さまの状態を見て、異常があればすぐに看護師に報告をします。私たち介護職が患者さまから得る情報は、とても多いです。
患者さまと医療、患者さまとより良い環境を結びつけ、最適な状態へ近づけていく手助けを行うことが、私たち介護職の役割であり、やりがいだと思います。
介護職として大切なこと
見るべきことはたくさんありますが、大切なのは、患者さまに寄り添い、心を通わせることだと思います。病院の患者さまは、皆様お話ができる方ばかりではありません。様々な疾患や症状により意思表示の難しい方がいらっしゃいますが、どんな方にも意思を通わせることができるように心がけています。そういったコミュニケーションが信頼につながるからです。
また、患者さまをひとりの人間として、尊厳を大切に接することは何より大切です。あいさつをする、私語をしない、丁寧な言葉遣いで話す、これから患者さまに行う行為を「これから〇〇しますよ」とお伝えする等、当たり前のことを当たり前にすることは大事です。そして、自分の仕事が少しでも患者さまの力になれたら、という気持ちで、どのような業務にも取り組んでいます。
嬉しかったこと
桜十字では、全てのスタッフが一次救命処置の講習を受けています。私も何度か心肺蘇生にあたる場面がありました。一度は夜勤中で、たまたま他の病棟へ応援に行っていたときのことでした。医師や看護師が駆けつけるまで患者さまの救命処置を続け、すぐに持ち場へ戻りましたが、一命を取りとめられたと後に聞き、とても嬉しかったです。
後日、その患者さまの担当医から「君のおかげで助かった。本当にありがとう」と感謝の言葉をいただき、感動しました。これからも患者さまのためにできる限りのことを行い、桜十字で良かったと感じていただけるように日々取り組んでいきたいです。
介護職としてステップアップする
個々のスキルやリーダーシップ等、段階的評価を用いてスタッフの能力と頑張りを評価しています。
目指す姿を思い描き、掴み取って行ってください!
病院のキャリアパス
在宅のキャリアパス
エントリーレベル
職業準備教育を受けた段階
- 概要
- 初任者研修により在宅・施設で働く上で必要となる基本的な知識・技術を習得
- 入社後イメージ
- 0~12ヵ月
- 取得資格
- 初任者研修
- 役職
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ジュニアレベル
一定の指示のもとある程度の仕事ができる段階
- 概要
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- 一定の範囲で利用者のニーズや、状況の変化を把握・判断しそれに応じた介護を実践
- 基本的な知識・技術を活用し、決められた手順に従って、基本の介護を実践
- 入社後イメージ
- 1年目~3年目
- 取得資格
- 初任者研修・実務者研修
- 役職
- -
ミドルレベル
指示等がなくとも、一人前の仕事ができる段階
- 概要
- 利用者の状態等に応じた介護や他職種の連携等を行うための幅広い領域の知識・技術を習得し、的確な介護を実践
- 入社後イメージ
- 3年目~5年目
- 取得資格
- 介護福祉士
- 役職
- サブリーダー・班長
Bへ
シニアレベル
一人前の仕事ができることに加え、チーム内でリーダーシップを発揮することができる段階
- 概要
- チーム内でのリーダーシップ(例:サ責、リーダー等)部下に対する指示・指導
- 入社後イメージ
- 5年目以降
- 取得資格
- 介護福祉士・社会福祉士・ケアマネジャー
- 役職
- リーダー
AまたはBへ
さまざまな活動
研修講師
介護職員初任者研修や介護職員実務者研修の研修講師は、桜十字の現場で活躍するスタッフ。
経験に基づいて、実践に即した介護の基本・応用をスタッフに伝えます。
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院内学会での研究発表
桜十字院内学会に、毎年介護職が1題以上を発表しています。研究発表や発表資料の作り方等のスキルも身に付きます。
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地域貢献活動
地域の方向けの公開講座「なるほど!介護教室」では、介護職のスタッフが講師を務めることも。 一般の方に向けて易しい介護のノウハウを伝授しており、大好評の講座です。
介護職から看護職へ
介護の枠を飛び出して、別の道に進むスタッフも。そんなスタッフも通学サポート勤務で応援しています!
介護職で働きながら
学校に通って看護職に
桜十字病院
准看護師山本 真季
きっかけは看護職になれば仕事の範囲が広がるんだと気づいたことでした。周りの看護師さんたちがとてもいい方ばかりだったということもあって、看護師を目指したいと思いました。そう思った頃に、「看護学校に通うためにここに来た」という介護職のスタッフが入職しました。そんなことができるんだ、と目からウロコでした。そして看護学校に入ろう!と決心したんです。
上司に相談すると、授業のある13時~17時の前後に仕事をするという勤務体制を組んでくれました。学校のない土日に夜勤を割り当ててもらえたので、収入も落とさず、正社員の状態で働かせてもらえて本当にありがたかったです。
また、看護学校での授業のあと、職場へ行けばたくさん優しい看護師さん方がいるので、わからないことがあれば誰に聞いても答えてもらえるんです。疑問点をその日のうちに解決できたという積み重ねと、病棟の皆さんから応援してもらえたこと。そのおかげで頑張れたんだと思います。
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