社風・文化を知る

介護職が活躍できる!

チーム医療

それぞれの職種が力を
合わせて目的を達成する
喜びが味わえる

桜十字病院 ケアワーカーチーフ

介護福祉士松中 祐子

続きを見る

ある患者さまは、病気により手の動きが悪くなり精神的に落ち込まれ、自分で食べるのをやめてしまわれました。食事は自室で、スタッフが介助しないと召し上がりません。しかし、患者さまにとって「自分で食べられる」ことはとても大切であり、使わなくなった機能はすぐに落ちてしまいます。また、自室に閉じこもってしまうと刺激が少なくなり、生活に張りがなくなってしまいます。「このままでは患者さまにとって良くない」。担当医と病棟師長、看護師、リハビリスタッフに入ってもらい考えました。

担当医は患者さまが安全に食べられるかどうかを判断し、看護師は体調管理と姿勢の調節を、リハビリスタッフは食べるための訓練や食器の検討を、ケアワーカーは患者さまと最も身近に接する「よき理解者」として、他者との関わりと食べられるような工夫を含め、意欲向上につながる声掛けや精神的なサポートを行い、ご家族の理解も得られるよう働きかけました。

皆で取り組んだ結果、患者さまはデイルームにてご自分で食べられるようになりました。患者さまをより良くするために、皆で一つの目的に向かうことができるのが、チーム医療の一員として関わるやりがいだと思います。

在宅事業の展開

桜十字では、さまざまな状態の方が自分らしく快適に暮らしていただけるサポートがしたいと、病院を退院された後の在宅サービスも幅広く展開しています。ここでは、ご自宅での生活をサポートする介護職が活躍できる場が、たくさん用意されています。

院内学会

苦手を乗り越えての
発表が最優秀賞受賞に

桜十字病院 ケアワーカーリーダー

介護福祉士片山 友太

続きを見る

「ユマニチュード」という認知症ケアを介護職がメインとなって実践し、患者さまの変化について研究・発表を行いました。もともと大勢の前で話したりするのは得意な方ではなかったのでプレッシャーを感じましたが、やるからにはきっちりやるぞ!と気合を入れて、半年間研究に取り組みました。

この研究を行うことで患者さまについて深く考察する機会となり、患者さまの心や訴えが見えてきたことは大きな手ごたえでしたし、何より患者さまの表情が和らいで笑顔が増えてきたことは嬉しかったです。

発表資料の作成も初めてでしたが、副看護部長に指導いただいて何度も練り直し、形にすることができました。当日はとても緊張しましたが、それを乗り越えて発表できたこと、さらには優秀賞をいただけたことで、苦手なことを乗り越えた自信と、自分たちがしてきたケアが評価してもらえたという自信を得ることができ、貴重な経験になりました。

クチタベアワード、金賞受賞!

「口から食べるプロジェクト」に力を入れている桜十字で、「口から食べる」を維持する・取り戻す取り組みを公募し、投票で上位者を表彰する「クチタベアワード」。金賞受賞の裏側には、介護職の活躍がありました。

続きを見る

桜十字病院 特殊疾患病棟

2年間寝たきりで経管栄養だった患者さまが、2か月間の「口から食べる」ための取り組みにより、車いすに座って3食自力摂取できるようになった事例が金賞を受賞しました。

きっかけは、患者さまの「おなかが空いた」の一言。この言葉を聞いた担当ケアワーカーが「この患者さまは口から食べられるのでは、『食べたい』という意志のある方に何とかして食べていただきたい」と、病棟看護師、そして院内の「クチタベチーム」に相談。専門的な検査やプランニングを経て病棟での実践が始まりました。

主要な実践メンバーは担当ケアワーカーと看護師、師長。食事時に医療的な配慮を必要とする方のため、看護師が食事介助を担当、担当ケアワーカーは食事介助に関する観察・分析・考察ができる記録様式を作成。日々慎重に観察を行いながら、食べられる方法を探っていきました。ケアワーカーが提案した目標に皆で取り組んだ結果、見事達成して自宅へと退院された好例でした。

担当ケアワーカーの話
桜十字病院 介護福祉士 平江 隆豊

結果として賞をいただきましたが、もちろん賞を取るためにやっていたわけではありませんでした。病棟皆で取り組んだことだったので、患者さまが回復されたときは皆で喜びましたし、自分たちの行動も適切であったと自信が持てました。他の患者さまにももっと他にできることがあるのではと考えるきっかけになったと思います。

病棟師長の話
桜十字病院 病棟師長 菊本 恵美

患者さまが口から食べられるようにできないか。看護目標をそう決めたのは、担当ケアワーカーの平江さんから看護師カンファレンスで相談があったからでした。

食べようとするとむせてしまう方だったので、介助は看護師がしなくてはなりませんでしたが、『ご自分で食べられるようになること』を介護目標に定め、記録様式の作成や日々の観察、報告等を平江さんが主となって行い、看護師・介護職一体となり病棟全体で取り組みました。介護職が提案・発信した目標を病棟の皆で実践したことで、患者さまの回復とQOL(生活の質)向上につながりました。

先頭に戻る

オシャレに働く

ONとOFFを切り替えるスイッチとして、制服は大切なものです。

  • 患者さま・お客さまに安心感を与えられるものであること。
  • 快適で活動にフィットしたものであること。
  • スタッフが誇りを持てるものであること。

をコンセプトとして、独自にデザインされた制服を使用しています。

  • 桜十字病院

  • ホスピタルメント

  • デイケア桜十字

  • 訪問介護ステーション
    桜十字

  • Let’s リハ!

先頭に戻る

がんばりが認められる

評価や表彰制度でモチベーションアップ!

年間MVP社員

年間MVP社員とは、一年間を通じて、勤務態度(積極性・自発性)、リーダーシップ、患者さま・ご家族からの信頼、上司・同僚・他職種からの信頼、技術・知識、実績、責任感などの評価基準で高い評価を得たスタッフが選ばれる桜十字で最も栄誉ある賞。毎年1%のスタッフだけが選ばれます。

受賞したスタッフの名札はゴールドをあしらったデザインに。また、オリジナルの砥部焼マグカップとウエッジウッドのクリスタルフォトフレームが贈られます。

育ててくれた環境が
受賞につながったと思います

ホスピタルメント ヘルパーリーダー

介護福祉士牧野 佑紀

続きを見る

自分が受賞すると聞いた時は、驚きでいっぱいでした。授賞式のあと、職場の皆さんがLINEにたくさんの「おめでとう」を送ってくれたのが嬉しかったです。この賞は私だけのものではなく、スタッフや上司、お客さまあっての賞だと思っています。

MVPをいただくと、名札にMVP限定マークがつき、他の人からもわかるので、見られているという意識もあって常に気を引き締めるようになりました。皆さまの中から選ばれるというこの制度はとても励みになります。また、受賞したことで「自分に妥協はしない」と新たな向上心も湧きました。桜十字の満足宣言の中で「私がやらねば誰がやる」という言葉を胸に、毎日頑張っていきたいです。

  • 患者さま満足賞

    毎月、患者さま満足に貢献した部門・個人を、全職員の前で表彰。受賞した部門にはより親睦を深めるための食事会を、個人にはバッジが授与されます。

  • 貢献社員

    毎年夏と冬に、「貢献社員」約100名を選出。がんばってくれた感謝を込めて、オリジナルの記念品をプレゼントしています。

  • 評価

    評価基準に基づく評価が行われ、年に一度の昇給に反映されます。

先頭に戻る

雰囲気良く働く

「仕事は楽しくあらねば。」これは私たちが仕事に取り組むうえで大切にしていることの一つです。
良好な人間関係の中で発揮されるチームワークは、患者さま・お客さま満足に還元されると桜十字は考えます。

アットホームな職場

レッツリハ!

介護福祉士/生活相談員渡邊 勇也

続きを見る

辛いときに支えてくれる先輩方に恵まれました

入職当時、私は「ホスピタルメントさくら西館」に配属されました。当時さくら西館は女性ばかりの職場だったので、唯一の男性スタッフだった先輩が自分の入職を喜んでくれて、とても親身になってくれました。人見知りでなかなか馴染めずにいた自分が職場に打ち解けることができたのは、その先輩のおかげです。

また、専門学校の一日体験でしか介護の現場に触れておらず、思い描いていた仕事と実際とのギャップに「自分にできるんだろうか」と悩んだときがありました。そのとき、プリセプターの先輩がじっくりと話を聞いてくれて、「楽しい部分があるのなら続けてみた方がいい」とアドバイスをくださいました。それが今の自分につながっています。

がんばりを見てもらえる環境で頑張れます!

リハビリ特化型デイサービス「レッツリハ!サンピアン店」が立ち上がる時に声をかけてもらい、新しい環境に挑戦することになりました。職場の中では唯一の介護職という立場ですが、少人数のとても和やかで楽しい職場です。

仕事で悩んだこともありましたが、店長から「次の店に取り掛かるときには、渡邊くんに今のお店を任せたい」と言っていただきました。介護職の自分にそんなチャンスがあるんだと、目が開かれた思いでした。仕事を間近で見て、評価してくださる先輩の言葉は、自分にとって何より力になります。今は先輩の言葉を目標に、日々頑張っています!

みんなで参加!火の国祭り いろんな部署、
職種のスタッフと
打ちとけるきっかけに

桜十字病院

ケアワーカー成松 蓮

続きを見る

桜十字は、毎年8月のはじめに行われる火の国祭りに出場しています。私は8月1日に入職したばかりでしたが、先輩方に背中を押されてお祭りに参加することになりました。入職直後だったので知らない人だらけでしたが、練習に行くといろんな方が話しかけてくれました。

お祭りに出るのは初めてで、こういうのは苦手な方だと思っていたのですが、みんな(200名の大人数!)で踊って、その後の打ち上げでも盛り上がって、とても楽しかったです。特に踊りのパートが同じで一緒に練習した人たちとは今も話したりしますし、「お祭り、出てたよね」と声をかけてもらったりと、普段の仕事の中では接点を持ちづらい人と話す機会が増えたので、良かったと思います。

  • コミュニケーションアップ制度

    職場を離れて、楽しく食事を囲みながらもっとコミュニケーションをとろう!という目的で食事会を企画した場合、病院が親睦会の経費を補助。距離が縮まると仕事もしやすくなります。

  • バースデーケーキ

    お誕生日のスタッフには、バースデーケーキとおめでとうのカードをプレゼント。職場みんなでお祝いします。

先頭に戻る