介護職採用情報

介護職になろうと思ったきっかけを教えてください。

前職は、埋蔵文化財関係の仕事についており、その時とてもお世話になった恩師がきっかけです。すでにご年配の方だったのですが、体調を崩され、引退後しばらくして亡くなりました。

先生が現役の間は、気が付く限りのお手伝いをしてきたつもりだったんですが、「もっと、何かできたのでは」「あの時、こうすれば良かったのでは」という思いが残りました。そして考えているうちに「介護」というものに興味が向きました。

桜十字を選んだ理由を教えてください。

いくつかの施設を検討して決めたのですが、三つのことが決め手になりました。一つ目は、病院の雰囲気。病院へ面接を受けに来たとき、ロビーが花であふれていて、スタッフの方の対応が温かくて、安心感がありました。

二つ目は、桜十字の中で介護職員初任者研修を受けられること。外部の施設で受けようとすれば、移動時間や費用などいろんなことを考えなくてはならないんですが、こちらでは働きながら資格が取れる体制を整えてくれていることが大きな魅力でした。

三つ目は、プリセプター制度です。経験のない仕事なので不安がありましたが、「聞いたら教えてくれる人」がいるというのはとても心強いなと思いました。

実際に介護の仕事をしてみて、どうでしたか？

ゆっくりと時間が進むのかな？と思ったんですが、あっという間に時間が過ぎていくと思いました（笑）。介護職は初めてだったので、プリセプター制度は本当にありがたかったです。何回か一緒に介助に入って、「では一人でやってみましょうか」と言われた時がいちばん不安だったんですが、その時に「本当にこれで間違いないかを見てもらう」というフォローに入っていただきました。自分のケアが大丈夫だと確認しながら進んでいけたのは大きかったですね。

また先輩たちに、お客さまの身体的な面と嗜好などを細かく教えてもらうのですが、「なぜならば」積極的に聞きながら理解することで、身に着けていくことができました。リハビリのセラピストに直接お客さまの移乗や姿勢について聞いたり、看護師に患者さまの体調に関する質問をしたりと、専門職の方に聞ける機会が多かったのも良かったです。

この仕事のやりがいを教えてください。

お客さまの「次に欲しいもの」「してほしいこと」を提供することで、お客さまの行動をスムーズにする手助けができるというのが、おもしろい部分ですね。お客さまのことをちゃんと理解しないと必要のない介助をしてしまうことになるので、適切さを見極めなくてはいけません。

お客さまから「あなたじゃないとダメなのよ」と言われたときはとても嬉しかったです。