桜十字病院では、職員が心身ともに健康で、明るく、安心して働ける職場環境を目指して、職員の健康を当たり前のこととする取り組みを展開しています。

桜十字病院の健康宣言

当院は、「生きるを満たす」というスローガンのもと、「ひとりひとりの幸せに生きるという願い」を実現するWell-beingな社会の創生を目指して挑戦を続けてきました。
これからは、人生100年時代。よりいっそう、「患者さま」 「地域の方々」 「職員」すべてが身体的・精神的・社会的に満たされる社会を目指してまいります。
この実現のため、桜十字病院は、職員のこころとからだの健康を保持・増進していきます。そして、全ての職員がいきいきと誇りをもって働ける病院づくりを行うことを宣言します。

桜十字病院が目指す健康経営

私たちは、職員一人ひとりの健康を支えるために、身体と心の健康の維持・増進に向けた取り組みを進めていきます。これにより、アブセンティーイズム(欠勤)やプレゼンティーイズム(体調不良による生産性の低下)の改善を図り、ワークエンゲージメントを向上させることで、職員がいきいきと誇りをもって働ける環境を整えていきます。
このような職員の健康と意欲を支える環境を基盤に、患者さまへの医療の質を高め、地域のみなさまに安心感を提供することを目指しています。私たちは、すべての人に選ばれる病院として成長し続けるために、これらの取り組みを一層強化してまいります。

桜十字病院が目指す健康経営
welbes

桜十字健康経営推進チーム
WELBES(Well-being spiral)

職員のWell-Being(身体的、精神的、社会的にも満たされている広い意味の幸福)に取り組むことにより「Happy Spiral」のように従業員・患者さま・地域社会へ、よい循環を作り出して、そこに関わるものすべてが螺旋状に上昇拡大していく様をイメージしています。

経営戦略マップ

STEP1. 健康投資

生活習慣病・がん・感染症対策

・ 職員定期健康診断
・ 二次検診受診促進
・ 感染症対策

健康意識向上・生活習慣改善

・ 社員食堂健康応援
・ 夜食への介入
・ 睡眠関係の取り組み
・ 禁煙プロジェクト
・ 健康管理システムの導入(リアルタイムな健康状態把握)

メンタルヘルス対策

・ 心理教育機会の提供
・ ストレスチェック受診促進・集団分析
・ いつでも相談できる仕組みの構築

職場環境整備

・ ストレスチェック集団分析
・ 年休取得促進
・ 長時間労働防止

取り組み内容・事例公表

STEP2. 健康経営の効果

STEP3. 健康関連の最終的な目標指標

アブセンティーズムの改善

アブセンティーズムの改善

プレゼンティーズムの改善

プレゼンティーズムの改善

ワークエンゲージメントの向上

ワークエンゲージメントの向上

STEP4. 健康経営で解決すべき課題

職員がいきいきと誇りをもって働ける病院づくり

健康関連指標の目標値と実績

2020 2021 2022 2023 2024 目標
特定健診の受診率 88.6 % 86.8 % 89.3 % 89.4 % 90.0 %
特定保健指導の対象者該当率 12.4 % 12.4 % 13.9 % 12.8 % 12.0 %
特定保健指導(初回)の実施率 97.4 % 97.6 % 98.0 % 97.9 % 98.0 %
喫煙率習慣があるものの割合 20.7 % 21.3 % 20.7 % 20.4 % 20.0 %
ストレスチェックの受診率 65.5 % 84.9 % 84.1 % 88.6 % 90.0 %
アブセンティーズム 傷病による平均欠勤日数(※) - - - 1.8 1.7

(※)傷病を理由に2週間以上休んだ人の休職日数の合計