臨床研究に関する情報の公開について
臨床研究に関する情報の公開について
桜十字病院では、患者さまの健康の保持増進ならびに、傷病からの回復および生活の質の向上に広く貢献し、健康および福祉の発展に寄与するため、「桜十字病院臨床研究審査委員会」の承認を受けた臨床研究を実施しています。
臨床研究の中で、研究対象者に対して侵襲(採血などを行うこと)および介入(研究者が治療法や予防法に干渉すること)を行わず、診療情報等(カルテ等)を取得して行う臨床研究において、説明・同意を得ることが困難な場合は、情報の利用目的および利用方法等を研究対象者へ公開し、研究が実施されることについて研究対象者が拒否できる機会を保障することが必要とされています(このことを「オプトアウト」といいます)。
現在のオプトアウトを必要とする臨床研究
当院で行っているオプトアウトを必要とする臨床研究は、下記の通りです。
- 経管栄養患者を対象とした、経口栄養への回復における薬剤の影響を検討した後ろ向きの観察研究
- 地域包括ケア病棟における退院時BMIとADL能力の関連性
- 一般社団日本脳神経外科学会データベース研究事業
- リハビリテーションアウトカムに影響を与える薬剤因子を検討した観察研究
- 入院時BMIとADL能力改善度との関連性 ~地域包括ケア病棟での検討~
- 目標ADLを基準とした栄養提供の効果 管理栄養士とセラピスト共働の栄養管理を通じて
- 当通所リハビリテーション利用者における肺炎発症の危険因子に関する調査研究
- 当院回復期リハビリテーション病棟における質向上に影響を及ぼす因子の検出
- 高齢患者の院内誤嚥性肺炎発症に関連する因子の解明
- 緩和ケア対象患者の退院支援をより円滑化するために
- 「パワーハーフ食」導入後の臨床効果について
- 二次検査受診率向上への取り組みと今後の課題
- 回復期リハビリテーション病棟から自宅退院した高齢脳卒中患者に対する専門職の介入
- 脳卒中患者に対する長下肢装具の有用性について
- 熊本県内における心筋梗塞発症および予後に関する研究
- 脳ドックMRI検査における白質病変のAIによる定量化ならびに白質病変悪化要因解析の研究
- 健診受診者における検査結果の経年変化の解析と機械学習による改善悪化要因解析の研究
- 高齢者の自立支援に影響する薬剤因子の探索
- 回復期病棟における薬剤師介入の有用性に関する調査研究
- 脳ドック健診受診者のMPI検査結果、CQ test®︎結果ならびに海馬容積との関連についての研究
- レッツリハ集団脳トレ(MMSE項目介入トレーニング)認知項目改善できるかどうかまた実施してない人との比較検討
- ミゾリビンの腎機能及び治療併用薬減量に対する効果
これらの臨床研究については、その研究成果を 学会、 論文等により公開されますが、公開内容には氏名等の個人情報は一切含みません。各研究の研究対象者に該当する可能性のある方で診療情報等を研究目的に利用されることを希望されない場合は、各問い合わせ先にお問い合わせ下さい。