内視鏡について
日本内視鏡学会認定医
瀬上一誠
患者さまがリラックスして
検査に臨めるように
当院の内視鏡検査・治療は、患者さまが苦痛を感じないよう細心の注意を払い、短時間で速やかに終了するよう心がけています。スタッフ一同、患者さまがリラックスして検査に臨めるよう取り組んでいます。
内視鏡検査について
内視鏡検査とは
内視鏡検査は、食道・胃・十二指腸・大腸など身体内部の様子をCCDカメラで直接見る事ができる検査です。異常が発見された場合は、その部分の細胞を採取して、さらに詳しく調べる事もできます。その他、ポリープの切除、飲み込んでしまった異物（魚の骨、義歯、コイン、ボタン電池など）の除去などの治療的手技も行います。
内視鏡を使った治療は、開腹の必要がなく、患者さまのお体に負担が少ない清潔で安全な優れた治療法です。内視鏡を通す際には、局所（咽喉部など）麻酔と安定剤を併用しますので、痛みやストレスもほとんど感じる事がありません。安心してお受けいただくことができます。
検査内容
十二指腸スコープ（胃カメラ）
食道・胃・十二指腸を観察して、炎症や潰瘍、ポリープ、ガンなどの病気がないか調べます。
大腸内視鏡（大腸ファイバースコープ）
肛門から大腸カメラを入れて、大腸の様子を調べます。ポリープやガン、炎症、憩室炎、出血などがないか調べます。
内視鏡の洗浄 ～徹底した感染対策～
当院では、院内感染防止対策委員会を設置し、院内感染に対して徹底したマニュアルを作成し、実行しております。また、スタンダードプリコーション（標準的予防法）の考え方を取り入れ、患者さまの体内に入った機器は専門の消毒機器、内視鏡技師によって患者さまの感染症の有無にかかわらず、かならず完全消毒いたします。
内視鏡治療について
内視鏡的止血術
胃潰瘍からの出血をエタノール局注や止血用クリップ、高周波通電などで止血します。食道静脈瘤の破裂部の止血及び凝固治療を行います。
ポリープ、及び早期ガンの切除
スネア（ワイヤーの輪）で縛って、通電するなどして患部を切ります。平たい病変は粘膜下に生理食塩水などを注入して切除します。
異物の摘出
誤って飲み込んだものを取り出します。（魚の骨、義歯、コイン、ボタン電池など）
消化管狭窄の拡張術
食道、十二指腸、大腸の狭窄はバルーンを入れて拡張できます。