11月30日(土)、桜十字病院講義室にて第2回排尿ケアを考える会を開催いたしました!


「排尿ケアを考える会」は当院の泌尿器科 吉田正貴医師による、医療従事者向けに熊本県の排泄に関わる方の発信、情報交換、勉強の場になって欲しいとの思いから、開催しています。

当日は、看護師、介護職、ケアワーカーなど、多職種の方々16名にご参加いただきました。実践未経験の学生から経験40年のベテラン看護師まで、幅広い年代の方にお集まりいただくことができました。

当日の様子


前半では、吉田先生による「排尿ケアについての基礎知識 」、看護部による「症例提示①トイレでの排泄を目指して②自宅退院に向けた間歇導尿の導入」、リハビリテーション部による「Let’s Try!排尿に対するセルフケア ~夜間頻尿を中心に~」の講義を行いました。

リハビリテーション部の演台では、実際に参加者も交えて骨盤底筋を鍛える体操を実施いたしました。

後半では、導尿の実践ブース、排尿時の適切な移乗法ブース、排泄ケア用品の紹介ブースの3班に分かれ、実践を交えた講義を実施いたしました。

導尿の実践ブース
排尿時の適切な移乗法ブース
排泄ケア用品の紹介ブース①
排泄ケア用品の紹介ブース②

講義後のアンケートでは「排泄ケアについて全く知識がない中での参加だったため、基礎から学べてとても勉強になった。」「知識を再確認できた。」「看護師が患者と関わる中で取り入れることが可能な排尿ケアやトレーニングについて学ぶことができ、参加できて良かったと思う。」といった、お声をいただくことができました。ご参加いただいた皆さま、あらためまして誠にありがとうございました。

「排尿ケアを考える会」はこれからも引き続き開催していく予定です。排泄は生きる上でかかせない行為です。患者さまの抱えている悩みや、もっとより良いケアの提供のために、同じ医療従事者同士で相談しませんか?
次回開催時にもHP等でお知らせいたします。みなさんのご参加お待ちしております!