24時間テレビの寄付金により購入された足漕ぎ車いす「COGY」を、桜十字病院に贈呈いただきました!

3/28(金)、昨年度の24時間テレビで集まった寄付金で購入された福祉車両の贈呈式が、KKT(熊本県民テレビ)にて行われました。桜十字病院には足漕ぎ車いす「COGY」2台が贈呈されました。

「COGY」って何?
ペダル付き車いす「COGY(コギー)」は、自転車のように足でペダルを漕いで、動かす車いすです。歩行が難しい方でも左右どちらか片方の足を少しでも動かすことができれば、反射によって自分の両足でペダルを漕ぎ、進むことができる可能性があります。今回桜十字病院がいただいたのは、日本製としてさらに快適で使いやすいデザインとなった『COGY Ⅱ』です。
足が動く秘密は、
このカタチ。
1.片足を出す。
2.歩行中枢を刺激する。
3.”反射”的に、もう片足が動く。

通常、人が歩行するときは、脳からの信号が脊髄を介し足を動かしています。しかし、足が不自由な方は脳からの指令ではなく、右足を動かしたあとは左足という反射的な指令が、脊髄の「原始的歩行中枢」からでていると考えられています。つまり、片方の足がわずかでも動けば、反射的な指令によって、もう片方の麻痺していた足が動くというわけです。これを私たちは”ニューロモジュレーション”と呼んでいます。
-東北大学名誉教授 半田 康延 博士
※引用サイト:https://www.daiwalease.co.jp/service/ict/04kaigo_cogy.html
贈呈式の様子
当日は、桜十字病院:倉津院長およびリハビリテーション部副部長の松本が贈呈式に参列しました。


式の中では、KKTの宗田英成社長より贈呈品の目録をいただきました。

贈呈式後はご担当者の方から、「COGY」のご説明をいただきました。説明時には実際に松本副部長が試乗。軽く足を動かすだけで漕ぐことができる「COGY」の操作性や機能性の高さを体感しました。


さくら館ロビーに展示中!
2台いただいたうち、1台の「COGY」は期間限定でさくら館ロビーに展示いたしております。ご来院の際にはぜひ一度、近くでご覧ください。
※ 展示は告知なく終了する予定です
