脳梗塞で急性期治療後、当院に転院して来られた患者さま。

食事量と水分量が減少したため、点滴が必要となりました。

しかし、認知機能の低下のため、点滴中の1カ月間自己抜去を繰り返され、

ご家族からも「食べさせてあげたい」とご要望があり、

スタッフで「点滴をはずせないだろうか」と話し合いました。

 

【アプローチ】口腔内の環境を変えてみよう

・ヤクルト棒でのアイスマッサージ

ご本人の好物である冷たいヤクルトに浸した綿棒で、食前マッサージを実施。

口腔内の環境が改善しました。

 

【アプローチ】患者さまにフィットした食事介助方法を徹底!

・食事介助方法の徹底共有

患者さまのペースやお好きなもの、気を付けることをオーバーテーブルに貼って、

どのスタッフが見てもわかるように周知徹底

 

【結果】ケア3日目で全量摂取になりました。