リハビリテーション部について
リハビリからのお知らせ
200名のリハスタッフが在籍
理学療法士106名、作業療法士57名、言語聴覚士31名、歯科衛生士2名、総勢200名のリハビリスタッフが在籍しており、700㎡を誇る広大なリハビリ室で、地域の皆さまが日々の生活を健康に過ごすことができるよう、患者さまの機能回復に取り組んでいます。
社会復帰サポートプログラム
脳卒中リハビリセンターにご入院中の方を対象に、社会復帰を目指している方をサポートする専門プログラムをご用意しています。
自動車運転再開支援
脳卒中の後遺症などにより加療中で、社会復帰を目指してリハビリに取り組み、その中には運転再開を希望される方も多くいらっしゃいます。当院では、仕事への復帰のため、また、趣味・レジャーとして運転を再開したいといった、患者さまの「もう一度運転したい」という思いをサポートしています。
復職支援
脳卒中や頭部外傷などの病気になってしまったとき、集中できない、すぐ疲れてしまう、体が思うように動かない、うまく話せないなど仕事に自信がなくなってしまうことがあります。当院の脳卒中リハビリセンターにご入院の方を対象に、復職に対する患者さまやご家族の不安について一緒に考え、サポートしています。
一次救命処置技術の習得
リハビリ施術の際、安全に万全を期すのはもちろんですが、万が一の事態には速やかに対応できるよう取り組んでいます。リハビリスタッフは、一次救命処置における国際的な技術資格である「BLS資格」の全員取得を目指しており、資格取得後も技術の維持・向上に努めています。また、院内の救急救命委員会では年1回以上、リハビリテーション部では年6回の実技練習を行ってます。
最新機器を活用した、効果的なリハビリの実施
患者さまの状態を適切に評価し、お一人おひとりに合ったリハビリを提供します。
リハビリ農園
庭園の一部に菜園をつくり、園芸療法に利用しています。野菜の苗を植えるところから、水やり、草とり、害虫とり、収穫までを、患者さまと一緒に行います。患者さまには、畑仕事を経験された方が多くおられます。土に触れ植物を育てることで昔のことを思い出され、記憶力の向上が期待されます。また植物には精神的な癒しの効果もあり、楽しみながら身体能力を訓練することができます。
作業療法作品展示会
年に一度、患者さまに目的意識や楽しみを持って作品づくりに取り組んでいただき、作品をつくるやりがいを感じていただきたいと作業療法でつくった作品を発表する場を設けています。
作業療法について広く知っていただき、リハビリの選択の幅を広げていただきたいと、患者さまの作品に、それぞれ作品づくりの目的やそれによって得られた効果、患者さまのコメントを添えて展示しています。
展示会に出品したことで、作品を見た病棟スタッフやのコミュニケーションが増え、また患者さま同士の交流にもつながりました。
生き活き健康教室
桜十字病院では、地域の健康増進を目的として月に一度「生き活き健康教室」を開催しています。リハビリテーション部では、スタッフによる健康体操を担当しています。