リウマチ膠原病内科
ごあいさつ
「リウマチ膠原病」とは聞きなれない病名ですが、
体の抵抗を司る免疫システムに異常を来たして発病する全身の病気です。
その代表は「関節リウマチ」で、日本に約70万人の患者さんがおり、男女比は1対4、中年女性に好発します。
リウマチ膠原病は正確に診断し、適切に治療すれば、症状は改善され、日常生活を維持できます。
気になる症状がある方や症状が改善されない方は一度専門的な診察や検査をお勧めします。
紹介状がなくとも問題ありません。安心して受診してください。
院長補佐 リウマチ膠原病内科 中村正
当科の紹介
医師紹介
院長補佐
リウマチ膠原病内科
中村 正
専門領域・資格等
- 熊本大学医学部医学科臨床教授
- 日本内科学会総合内科専門医
- 日本リウマチ学会専門医・指導医
- 日本血液学会専門医・指導医
- 米国リウマチ学会国際メンバー
- 日本リウマチ学会評議員
- 日本臨床リウマチ学会理事・評議員
- 日本炎症再生医学会評議員
- 厚生労働省アミロイドーシス調査研究班
- 身体障がい者福祉法指定医
- 難病指定医
- Best Doctors in Japan
中村正医師はBest Doctors®に選出されています。
ベストドクターズ社は米国に本拠を置き、世界各国で病状に応じた適切な治療やセカンドオピニオン取得のための名医紹介などを行っています。日本では現在約6,500人(日本の医師の約2.1%)が優秀な医師「Best Doctors in Japan™」として選出されています。(平成28年7月現在)
リウマチ膠原病によく見られる初期症状
- 全身がだるい
- 微熱がある、微熱が続いている
- ふしぶしが痛い
- 関節が腫れている
- 皮疹がでる
- 手や足の形が変わってきた
リウマチ膠原病は早期の対応が大切
リウマチ膠原病は、ゆっくりと進行する場合が多く、初期は発症してもやり過ごせる方が多くいらっしゃいます。
20代から40代の女性に発症しがちですが、この時期は仕事や家事などで忙しいため、多少の不調は我慢される方が多くいらっしゃいます。結果、発症していることに気づかず、症状が進行してしまうケースがあります。
上記の症状があり、悩んだり、心配されている方はお気軽にご相談ください。リウマチ膠原病は早期に診断し治療すれば、症状は改善され、日常生活を維持できます。
リウマチ膠原病は、症状のみで確定することは困難で、詳しい検査が必要です。自分だけで判断をせず、ぜひ専門医の診断を受けるようにしてください。
主な診療領域
リウマチ膠原病および類縁疾患全般
- 関節リウマチ
- 悪性関節リウマチ
- 全身性エリテマトーデス
- 強皮症
- 多発性筋炎・皮膚筋炎
- 混合性結合組織病
- オーバーラップ症候群
- 抗リン脂質抗体症候群
- シェーグレン症候群
- IgG4関連疾患
- 結節性多発動脈炎
- アレルギー性肉芽腫性血管炎
- 肉芽腫性血管炎
- 顕微鏡的多発血管炎
- 大動脈炎症候群(高安動 脈炎)
- 成人発症スティル病
- 側頭動脈炎
- リウマチ性多発筋痛症
- ベーチェット病
- 強直性脊椎炎
- RS3PE症候群
- サルコイドーシス
- 痛風
- 自己炎症性症候群など
治療について
治療においては、日本リウマチ学会指導医である中村正医師をリーダーとし、その指導のもと、チームを組んで診療を行っています。 毎週、患者さんについて症例勉強会を行い、検討し、治療方針を決定しています。
基本的な治療方針として、患者さん一人ひとりの状態をきちんと把握し、最も適切な治療を行う、いわゆるオーダーメイドの治療を行うことをモットーとしております。
関節リウマチ
近年、新しい抗リウマチ薬の登場により治療法が劇的に変化しました。単に痛みをとることではなく「寛解」すなわち自・他覚的に炎症症状が消失し普通に生活できる状態が目標となり、最終的には社会的寛解という日常生活の維持がゴールになります。
リウマチ膠原病に用いる薬剤には様々な副作用が発現する危険がありますが、副作用の予防と早期発見に努めて、安全な医療を提供することができます。
全身性エリテマトーデス、多発性筋炎、皮膚筋炎、血管炎症候群など
重症度を評価した上で、適正な量のステロイド療法、種々の免疫抑制剤を選択、併用します
外来・診療のご案内
診療時間
リウマチ膠原病内科 外来診療時間
- 平日
- 午前9:00~12:00、午後1:00~5:00
- 休診
- 水曜、土曜、日曜、祝日、年末年始
- ※当外来は、完全予約制です(初診の方もご予約が必要です)。下記番号までお電話にてご予約ください。
- ※紹介状がなくても受診いただけます。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
午後 | 〇 | 〇 |
初診・再診の流れ
-
お問い合わせ・ご予約
下記お電話にてご対応いたします。
☎ 096-378-1111
※音声案内に従い、1 番 → 2 番 → 2 番 の順に番号をご選択ください。
続いて、担当の者が対応いたしますので、「リウマチ膠原病内科」とお申し出ください。初診の方 / お電話にてご予約ください。ご不明な点やご心配事などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
再診の方 / 受診の際に、次回のご予約をお取りいたします。ご予約のご変更等は、お電話でも承っております。
-
外来受付
初診の方 / 受付にてマイナンバーカード(健康保険証)の提出と、問診表の記入をお願いします。また紹介状をお持ちの方はお申し出ください。
再診の方 / 受付にて診察券とマイナンバーカード(保険証)をお出しください。
-
問診
看護師が問診を行いながら、血圧測定等を行います。症状や気になっていること等についてお話しください。
-
診察・処置
診察を行い、必要に応じて検査や処置を行います。
-
外来受付
会計を行います。保険証の返却と、診察券・予約票をお渡しします。次回診察日時をご確認ください。※初診の方は、1週間後以降に検査結果の説明のためご来院をお願いしております。
-
院外薬局
処方せんが出ている場合は、院外薬局にてお薬をお受け取りください。月に1度、「健康保険証」を確認いたします。月が変わって最初の受診時には必ずお持ちいただくようお願いいたします。
お問い合わせはこちらまで ※受診は予約制です
桜十字病院
096-378-1111(代表)
(受付時間:平日 9:00~12:00 / 13:00~17:00)
※音声案内に従い、1 番 → 2 番 → 2 番 の順に番号をご選択ください。